牛尾観音コース

京都市山科区と大津市を音羽山(標高593m)が隔てていますが、その音羽山の山中にあるのが牛尾観音(牛尾山法嚴寺)です。名神高速道路や国道1号線よりは南側。東海道新幹線のトンネルが直下を通っています。法嚴寺は、770年に延鎮上人により開山されました。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。本尊にちなんで牛尾観音と呼ばれています。山科側から道路が通じています。牛尾観音より先は、ハイキングならば大津側に降りることも可能です。

山科に住んでいた頃はよく走りに行っていました。谷沿いを川を横に見ながら登っていきますが、風景に変化があって、飽きません。距離は2.5kmですが、最後の480mは牛尾観音の参道で、平均勾配17%、最大勾配25%の激坂です。全体を通しての平均勾配は9.5%。15%程度の区間が何か所かあります。下りも2か所あり、それも考慮すると、上りの区間の勾配はきつめです。

マクドナルドの交差点
名神高速道路の高架

集落を抜けたところがスタート地点です。スタート地点にたどり着くまでがちょっとややこしいかもしれません。いくつか行き方がありますが、国道1号線からマクドナルドのある交差点を東へ入るのがわかりやすいと思います(上の地図とは別のルートです)。信号を越え、名神高速道路の下をくぐります。道なりに東へ走ればたどり着くのですが、地図を見ながらだと逆に迷いが出るかもしれません。右手に水車が見えます。水車を過ぎて数十メートルで集落を抜けます。ここがスタートです(地図で1.71キロの地点)。

水車
スタート地点

スタート地点では川が右側ですが、橋を渡って川が左側になります。

最初の橋
川が左に来る

川がダムになっているところもあります。短い下りの区間を抜けるとまた橋を渡って、川が右手になります。社が建っています。その先で路面の色が変わります。アスファルトの上に樹脂製の赤い着色舗装がされています。(かなり色褪せてますが。)

ダム
橋を渡ったところの社

勾配がきつい区間でこの着色舗装が見られます。本来は滑り止めのためでしょう。たしかに路面が乾いていれば、滑り止めとして多少は効果があると思います。でも濡れると逆に、アスファルトよりも滑りやすくなります。

着色舗装
濡れた路面

雨が降った後はもちろんですが、晴天が続いていても、湧き水や雪解け水で路面が濡れていることが多いです。日陰なので、路面がなかなか乾きません。この濡れた路面がタイヤにとっては過酷です。ウェット路面に、勾配とさらに着色舗装という条件が加わると、平地のウェット路面では十分なグリップ性能があるタイヤでも、簡単にスリップします。このあたりの事情は、「タイヤ選びの転機」で書きました。

川が左に
浅瀬

橋を渡って左にカーブし、川が再び左に来ます。ちょっと勾配がきつい区間です。それを抜けると川が浅瀬になります。勾配もこのあたりから緩くなります。

桜の馬場
参道登り口

橋で川を横切り、しばらく行くと視界が開けてきます。桜の馬場と呼ばれる駐車場のような場所に出ます。牛尾観音の参道前広場のような感じです。ここまでがスタート地点から約2kmです。ここから480mの激坂が始まります。ゲートで塞がれていますが、ここまで登ってきた道の先にゴミ処理場があります。煙突が見えています。

黒門
枕木舗装

参道の登り始めはコンクリート舗装です。勾配がきつすぎて、アスファルトでは舗装できないからでしょう。突き当りに黒門があり、そこから階段が始まっています。本来の参道はこの階段です。車両は、この階段前を右折します。そうすると舗装がいきなり変わります。鉄道の枕木を並べて舗装の代わりにしています。

枕木拡大
グレーチング

枕木舗装の登りの途中にグレーチングの横断溝があります。しかも不陸があります。この段差にひっかかったらリカバリーは無理です。なので慎重にコース取りする必要があります。

折り返し手前
折り返しを逆方向から

登り坂は左に折り返します。この折り返しの手前が一番勾配がきつい部分です。25%くらい。折り返し部分は一番外側(アウトコース)を通る必要があります。

コンクリート舗装

折り返した後も枕木舗装が少しあって、その後コンクリート舗装に変わります。勾配はすこし緩みます。舗装は勾配のきつさに対応しています。しばらくして砂利道に変わります。勾配は緩いのですが、前輪を轍に取られたり、後輪がスリップしたりするので、コース取りが難しい。ゲートがあって、両脇に鬼がいます。このゲートは通常は開いています。

ゴール前
本堂

ゴール前のフィニッシュが枕木舗装です。登り切ると境内になります。

手水舎
奥がハイキング道

登り切って右側に手水舎と休憩場所があります。休憩場所の奥にハイキング道が続いていて、大津側に行けます。

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